位置
見どころ
サッカラの階段ピラミッドは、紀元前2670~2650年頃(第3王朝)に宰相イムホテプがファラオ・ジェセル(ネチェリケト)のために設計した、人類最古の本格的な石造建築物です。マスタバを6段に積み上げ、高さ約62mの階段状にそびえるその姿は、のちのギザの大ピラミッドへと続くすべてのピラミッドの原型となりました。14年に及ぶ修復を経て2020年に再公開され、2026年現在はピラミッド内部の玄室や、近年再公開された「南の墓」まで見学できます。ギザより静かで、巨石建築の『始まり』に立ち会える場所です。
注目ポイント
- 高さ約62mの6段の階段ピラミッド本体 — 世界最古の大規模切石建築で、すべてのピラミッドの原点
- 40本の石灰岩の柱が並ぶ入口の列柱廊(コロネード)
- 王の統治更新儀礼を再現したヘブ・セド祭の中庭と祠堂群
- 壁の穴からのぞくジェセル王の座像(セルダブ、複製)
- 青緑色のファイアンス・タイルとヘブ・セド浮彫で飾られた「南の墓」の地下室(別料金)
注意事項
- 安全遮るもののない砂漠地帯で日陰がほとんどなく、夏(6~8月)は日中40度を超えます。早朝の訪問と、帽子・水・日焼け止めが必須です。
- 季節10~4月が過ごしやすい時期で、夏は地下墓室が高温多湿になります。玄室への通路は狭く急なので、閉所が苦手な方は無理をしないでください。
- ルール共通入場券にはピラミッド内部と「南の墓」は含まれず、それぞれ追加チケットが必要で、カメラ(特に三脚)撮影も別料金の場合があります。料金・開放状況・入場締切は訪問前に最新情報を必ず確認してください。
- マナー墓室内ではフラッシュや三脚を控え、壁の浮彫には触れないこと。肩やひざが隠れる控えめな服装が遺跡では無難です。
- 注意入口や駐車場で近づくラクダ・馬車の客引きや「無料ガイド」に注意。写真を撮ってあげると言って高額のチップ(バクシーシ)を要求する手口が多いです。
- 注意タクシーや車の料金は事前に交渉・確定し、チップ用に少額のエジプト・ポンド紙幣を用意しましょう。係員やトイレ、ちょっとした手助けにもチップが慣例です。
- 安全サッカラへの公共交通機関はほぼないため、信頼できる運転手やツアーを利用し、メンフィスやダハシュール(またはギザ)と組み合わせて一日で巡ると効率的です。
実用情報
サッカラはカイロ中心部から南へ約30km、メンフィス遺跡の近くにあり、地下鉄や鉄道は通っていないため、タクシーや車、ツアーで訪れます。開館はおおむね午前8時頃からですが、閉館時間・チケット料金・内部や南の墓の追加料金は必ず最新情報を確認してください。入口のイムホテプ博物館も見どころです。
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出典 · https://egymonuments.gov.eg/en/monuments/the-step-pyramid-complex-of-djoser · https://egymonuments.com/details/SaqqaraMonuments · https://ja.wikipedia.org/wiki/ジェセル王のピラミッド · https://whc.unesco.org/en/list/86
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