位置
見どころ
フィラエ神殿は女神イシスに捧げられた古代エジプトの聖地で、ネクタネボ1世(前380〜362年)に着工され、プトレマイオス朝からローマ時代にかけて増築されたナイル川の島の神殿複合体です。アスワン・ハイダム建設による水没の危機に際し、ユネスコ主導で1977〜1980年に元のフィラエ島から近くのアギルキア島へ約4万個の石材を解体・移築して救われたことで世界的に有名で、エジプト語による最後のヒエログリフ碑文(西暦394年)と最後のデモティック碑文(西暦452年)が残る場所でもあります。2026年現在も一般公開されており、船でしか渡れない島の上の神殿という独特の体験ができます。
注目ポイント
- 二基の巨大な塔門(パイロン)と、オシリス・イシス・ホルス神話の浮彫で埋め尽くされた中庭の壁を持つイシス大神殿
- 水上に単独で立つ『トラヤヌスのキオスク(ファラオのベッド)』——フィラエを象徴するランドマークで絶好の撮影スポット
- ヤシと蓮を象った柱頭が連なるプトレマイオス様式の列柱回廊
- 古代エジプト語で記された最後のヒエログリフ碑文(西暦394年)と最後のデモティック碑文(西暦452年)の痕跡
- 夕暮れに始まる音と光のショー(サウンド・アンド・ライト)——ライトアップされた夜の神殿の別の表情
注意事項
- 季節夏(6〜8月)は日中最高40〜45度、紫外線指数12に達する酷暑です。開門直後の早朝か夕方を狙い、帽子・サングラス・日焼け止め・十分な飲料水を必ず用意してください。
- 注意島へ渡るモーターボートの料金は定価制ではなく交渉制です。乗る前に往復料金と待ち時間を明確に合意し、船が神殿で待って戻る条件かを確認しましょう。
- 注意アスワン市内からフィラエ船着場(シェラル/フィラエ・マリーナ)までのタクシーはメーターがなく、観光客への高額請求が多いです。乗車前に料金を決めるか、できればホテルやツアー手配の車を利用してください。
- マナーエジプトはチップ(バクシーシ)文化が根強く、浮彫を指し示して案内した後に金銭を要求する『自称ガイド』もいます。不要なら丁寧に断り、実際に助けてもらった時のためだけに小額を用意しておきましょう。
- ルール入場券と音と光のショーは別チケットです。写真撮影の規定やドローン・三脚の制限がある場合があるため、チケット売り場の案内に従い、料金や時間は必ず最新情報を確認してください。
- 安全移築された遺跡とはいえ、階段や床の石材が不揃いで滑りやすいことがあります。滑りにくい靴を履き、乗降時や船縁では手荷物と足元に注意してください。
実用情報
アスワン市内から南へ車で約15〜20分のフィラエ船着場(シェラル埠頭)まで移動し、モーターボートで5〜10分でアギルキア島の神殿に到着します。開門は概ね午前7時頃からで、閉門時間は季節により異なり、音と光のショーは夜に別途運営されます。開館時間・入場料・ショーのスケジュールは訪問前に公式チャンネルで最新情報を必ず確認してください。
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出典 · https://egymonuments.com/details/PhilaeTemple · https://ja.wikipedia.org/wiki/フィラエ · https://en.wikipedia.org/wiki/Philae_temple_complex · https://whc.unesco.org/en/list/88
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