位置
見どころ
メンフィスは古王国時代に統一エジプト最初の首都となった、創造神プタハを祀る聖なる都市でした。その遺構は現在、カイロ南方ミト・ラヒナ村の野外博物館として残り、1979年登録の世界遺産「メンフィスとその墓地遺跡」の中心をなします。見どころは、上階の展望台から見下ろす全長約10mのラムセス2世の巨像と、新王国時代の巨大なアラバスター(雪花石膏)製スフィンクスです。2026年現在もエジプト・中国合同調査などが続く「生きた遺跡」で、近くのサッカラ・ダハシュールと組み合わせて半日で巡るのが一般的です。
注目ポイント
- 横たわるラムセス2世の石灰岩巨像 - 全長約10mの精緻な傑作で、専用建屋の上階展望台から全身を見渡せる
- アラバスター製スフィンクス - 新王国(第18王朝)の一枚岩記念物として最大級、全長約8m・重さ約80トン
- プタハ大神殿の西門 - ラムセス2世時代の巨大遺構で、メンフィスがプタハ信仰の中心であったことを物語る
- 聖牛アピスのミイラ製作神殿 - 近隣サッカラのセラペウムに続く聖牛儀礼の痕跡
- 野外展示の石像・石棺・列柱60点余 - 発掘された場所の近くに置かれ、本来の景観の中で鑑賞できる
注意事項
- 季節日陰がほとんどない野外遺跡です。夏(6~8月)は日中40度近くになるため早朝の訪問がおすすめで、帽子・日焼け止め・水を必ず持参してください。11~3月が最も快適な時期です。
- ルール入場締切は閉館の1時間前が一般的です。スマホ撮影は無料でも三脚・専門カメラは別途撮影券が必要な場合があり、近年のエジプト遺跡は現金よりカード決済が優先されます。開館時間・料金は訪問前に最新確認が必要です。
- 注意入口付近で「無料ガイド」を名乗ったり写真を撮ってあげると言って、後からチップを要求されることがよくあります。不要なら最初から丁重に断りましょう。
- 注意タクシー・馬車・ラクダの客引きは料金を先に決めないとぼったくりにつながります。カイロではUberやCareemアプリが安全で、往復・待機を含めた料金を事前に合意してください。
- マナーイスラム圏なので肩と膝を覆う服装が無難です。トイレやちょっとした手助けにチップ(バクシーシ)を渡す文化があるため、小額紙幣を用意しておくと安心です。
- 安全カイロからサッカラへ向かう道は交通が荒いことがあります。日中の移動を心がけ、遺跡内の発掘区域やフェンスの外側には立ち入らないでください。
実用情報
メンフィスはカイロ中心部から南へ約20~30km、ミト・ラヒナ(バドラシーン、ギザ県)にあります。地下鉄や鉄道の駅とは直結しないため、タクシーやツアー車で向かい、通常はサッカラ・ダハシュールと合わせて半日で巡ります。開館は概ね8:00~17:00(入場は閉館1時間前まで)、外国人大人チケットはエジプト政府公式サイト(egymonuments.com)で販売されますが、料金・時間は訪問前に最新確認をしてください。
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出典 · https://mota.gov.eg/en/ · https://egymonuments.com/details/Memphis · https://whc.unesco.org/en/list/86 · https://ja.wikipedia.org/wiki/メンフィス_(エジプト)
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