位置
見どころ
カイマクル地下都市は、カッパドキアの柔らかい火山性凝灰岩を掘り下げて造られた地下8層に及ぶ古代の避難都市で、近くのデリンクユと並んで世界で最も有名な地下都市の一つに数えられます。初期のキリスト教徒がアラブ人の襲撃やビザンツ時代の迫害を逃れて大きく拡張し、家畜小屋・岩窟教会・ワインや油の搾り場・台所・貯蔵庫が、深い換気立坑を中心に迷路のように配置されています。2026年現在、発掘された8層のうち下方の4層のみが一般公開されており、通年で見学できます。狭く天井の低い通路が多く、ある程度体を動かせる人向けの充実した半日コースです。
注目ポイント
- 各部屋をつなぐ深さ約80mの換気立坑と、それを中心に設計された巧みな空気循環の仕組み
- 通路を転がして塞いだ直径約1mの円形の石臼扉(ミルストーン・ドア)。内側からのみ開閉できる防御装置
- 3層に集まるワイン・油の搾り場や台所、そして57個の穴が開いた安山岩の石板
- 洗礼盤と低い座席の段が残る2層の岩窟教会
- 約8〜9km離れたデリンクユ地下都市へ通じていたと伝わるトンネル網の痕跡
注意事項
- 安全通路は非常に狭く天井が低く、階段も急です。頭と腰をかがめて進み、滑りにくい靴と明るい色の服装がおすすめです。
- 安全閉所恐怖症や膝・腰に不安がある場合は無理をしないこと。繁忙期は狭い区間で渋滞が起きるため、開場直後の午前が快適です。
- 季節夏は地上が暑くても地下は年間を通して10度前後と涼しいので、薄い上着を用意しましょう。冬は開館時間が短縮される場合があり、最新の確認が必要です。
- ルール無料入場はトルコ国民向けのミュージアムカード(MüzeKart)が対象で、外国人観光客は別途料金です。カッパドキアのミュージアムパスや公式eチケットを事前に購入すると窓口の列を短縮できます。
- 注意窓口の外で「ガイドは必須」と言って近づく客引きがいます。チケットは公式の窓口でのみ購入し、ガイドの利用は任意なので料金を先に明確に確認しましょう。
- マナー実際の宗教・居住遺跡なので壁に触れたり傷つけたりせず、狭い区間では三脚や自撮り棒の使用を控えてください。フラッシュ撮影やドローンは現地の規則に従ってください。
実用情報
ネヴシェヒル市街から南へ約19km、デリンクユ行きのドルムシュ(乗合ミニバス)やカッパドキアのツアーでアクセスでき、駐車場もあります。毎日開いています(夏はおおむね08:00〜19:00、冬は短縮)が、外国人料金や開館時間は頻繁に変わるため、訪問前に公式サイト(muze.gov.tr)で最新の確認が必要です。
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出典 · https://muze.gov.tr/muze-detay?DistId=KYY&SectionId=KYY01 · https://ja.wikipedia.org/wiki/カイマクル · https://en.wikipedia.org/wiki/Kaymakl%C4%B1_Underground_City · https://whc.unesco.org/en/list/357
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