位置
見どころ
ゴットランド島の北に浮かぶフォー島(Fårö)の北端にあるラングハンマル自然保護区は、スウェーデンを代表する「ラウカル(raukar)」=石灰岩の海食柱が林立する景勝地です。約4億3千万年前のシルル紀のサンゴ礁が石灰岩となり、風と波が数千年かけて削り出した約50本の岩柱が海岸に並び、高さ8mを超える人や彫像のような奇岩で知られます。クライビカ(Klajvika)浜の奇岩はスウェーデンの200クローナ紙幣の裏面にも描かれるほど象徴的で、フォー島は名匠イングマール・ベルイマンが40年以上暮らし映画を撮った地としても有名です。2026年現在も1931年指定の自然保護区・ナチュラ2000地域として無料開放され、静かで原始的なバルト海の海岸を歩いて味わう場所です。
注目ポイント
- クライビカ浜に並ぶ約50本のラウカル(石灰岩の海食柱)——高さ8m超、彫像のようなシルエットが見どころ
- シルル紀(約4億3千万年前)のサンゴ礁が固まった石灰岩と、数千年の侵食の跡——地質学的な名所
- 「ラングハンマルスグッベン」「グルドストゥーガン」など名前の付いた代表的な奇岩
- スウェーデン200クローナ紙幣(ベルイマン紙幣)裏面の背景となった象徴的風景
- 夕暮れ・明け方の長く明るい夏の薄明かりに浮かぶ奇岩と、羊の放牧が育んだアルヴァル(石灰岩草原)の眺め
注意事項
- 安全海岸は鋭くでこぼこした石灰岩と礫で、濡れると滑ります。底のしっかりした靴を履き、足元に注意し、崩れやすい奇岩によじ登ったり寄りかかったりしないでください。
- 安全草地や湿地の周辺には毒蛇のヨーロッパクサリヘビ(huggorm)が現れることがあります。暖かい日は足元をよく見て、素足やサンダルで丈の高い草むらに入らないようにしましょう。
- 季節5〜9月がベストシーズンです。緯度約58°Nで完全な白夜ではありませんが、夏の夜は非常に明るく長く、遅い時間まで撮影や散策ができます。オフシーズンはフェリーの減便、施設の縮小、風の強い寒い海岸に備えてください。
- ルール自然保護区の規則:石や化石の持ち去り禁止、指定の炉(グリル場)以外での焚き火禁止、道以外での車両走行禁止、キャンピングカーの車中泊・夜間駐車禁止です。スウェーデンの自然享受権(Allemansrätten)は適用されますが、これらの制限は必ず守ってください。
- マナーグリルを使うなら薪は各自持参し、ごみはすべて持ち帰りましょう。繁殖期の海鳥を刺激せず、奇岩に触れたり傷をつけたり、かけらを持ち去ったりしないでください。
- 注意フォーロースンド〜ブロア間の車両フェリーは完全無料で予約も不要です。「フェリー予約」を有料で販売する第三者サイトに支払わないでください。保護区の入場料や駐車料もないため、料金を求める案内には注意しましょう。
実用情報
ゴットランド島北部のフォーロースンド(Fårösund)からブロア(Broa)へ渡る無料の車両フェリー(約6分)に乗り、島を北へ進みます。フォー教会から北東約2kmの分岐、または西側のディゲルフーヴド(Digerhuvud)方面から入り、保護区の駐車場へ。通年無料開放で入場券はなく、駐車場・簡易(乾式)トイレ・グリル場・ピクニックテーブルがあります。フェリーの時刻や季節ごとの施設運営は、訪問前に最新情報の確認が必要です。
現地レビュー📍 現地認証
まだレビューがありません。この場所にいるなら最初のレビューを残してみてください。
出典 · https://www.lansstyrelsen.se/gotland/besoksmal/naturreservat/langhammars.html · https://www.faro.se/en/langhammars-naturreservat/ · https://www.faro.se/en/farosunds-farjeled/ · https://www.riksbank.se/en-gb/payments--cash/notes--coins/notes/valid-banknotes/200-krona-banknote/ · https://visitsweden.com/where-to-go/southern-sweden/gotland/faro-gotland/ · https://ja.wikipedia.org/wiki/ゴットランド島
内容の報告
誤りや改善点をお知らせください。