位置
見どころ
トゥルム北部のドス・オホス自然公園内にある2つのセノーテで、総延長82km・28か所の入口を持つ巨大淡水洞窟系(システマ・ドス・オホス)の一部です。「ザ・ピット」は水深119.1mとキンタナ・ロー州で最も深い竪穴で、正午前後に狭い開口部から差し込む光の柱と、水深30m付近に横たわる硫化水素層が生む光景から、フリーダイビングや水中写真の象徴的な舞台として知られてきました。水温は通年25℃前後で安定し、水が澄みきっているため視界を決めるのは濁りではなく「光の届く距離」です。ただし2026年現在も、ここは自由に潜れるトレーニング用サイトではなく資格を持つガイド同行が前提の場所で、トゥルム周辺の本格的な深度ライン練習はアンヘリータ(約85m)やカーン・ルーム湖(約75m)で行われています。
注目ポイント
- ザ・ピットの竪穴 — 水深119.1m、1996年に本入口から約1.5km地点で発見されたキンタナ・ロー州最深部
- おおむね11時〜13時に天井の開口部から突き刺さる光の柱。晴天の南中前後が勝負どころ
- 水深30m付近の硫化水素層 — 霧のような白い雲の上に水没した木の枝が突き出す非現実的な景観
- ドス・オホス入口周辺の浅場(最大約10m) — 明るく穏やかで、ダックダイブや中性浮力の調整に向く
- 流れも波もない淡水環境。視界を左右するのは浮遊物ではなく光で、太陽の角度ひとつで景色が一変する
注意事項
- 安全単独潜水は絶対に避けてください。ブラックアウト(浅水失神)やLMCは前触れなく浮上直前に起こり、ワンアップ・ワンダウンでの監視と浮上後30秒の見守りだけが確実に機能する備えです。穏やかで暖かい水は危険を減らすのではなく、見えにくくします。
- 安全ザ・ピットもドス・オホスも天井に覆われたオーバーヘッド環境です。真上に浮上できない場所に入った瞬間、フリーダイビングの事故は事実上救助不能になります。リビエラ・マヤのセノーテでは死亡事故が繰り返し起きており(1995年の多数死亡事故、2012年チャック・モール・セノーテでの3名死亡など)、その多くは訓練範囲を超えて洞窟区間に入った事例でした。ケーブの資格がないなら、ガイドラインの先、自然光が途切れる地点の先へはいかなる理由でも進まないこと。
- 安全水深30m付近の硫化水素層より下は視界が失われ、有毒です。フリーダイビングは層より上、または管理されたライン上のみ。淡水は海水より浮力が小さく、下降は速く上昇は重くなります — 海での自己ベストをそのまま持ち込むと、後半の浮上で破綻します。
- ルール公園の規則により自由入水は認められず、認定ケーブ/キャバーンガイドの同行が必要です。ザ・ピットはアドバンスド・オープンウォーター相当以上と他セノーテでの経験を求める事業者が多く、シュノーケリング向きの場所でもありません。フリーダイビングのセッションは事前に事業者と条件を詰める必要があり、現地で思いつきでラインを張れる場所ではありません。
- ルールラインを使うならランヤードは任意ではなく必須で、セーフティダイバーとカウンターバラストの担当は入水前に決めておきます。加入中の旅行保険がアプネアを実際にカバーするかも確認を — 多くの保険はフリーダイビングを「エクストリームスポーツ」として除外しています。
- 季節通年潜れますが、視界とアクセスが安定するのは11〜4月の乾季です。6〜11月の雨季・ハリケーンシーズンは大雨後の流入で視界が落ち、道路や公園の運営が影響を受けることがあります。光の柱狙いなら曇天の日はほぼ空振りです。
- マナーセノーテは地域の飲料水源であり、マヤ文化の聖地でもあります。日焼け止めや化粧品は入水前に必ず洗い流し(生分解性表記の製品でも同様)、鍾乳石・水没した樹木・堆積層には触れないこと。スキューバのグループと重なる時間帯は、ラインの位置を互いに確認し、浮上中のダイバーや気泡の真上を避けて動きます。
実用情報
カンクン国際空港から車で約1時間〜1時間20分、トゥルムから約20分、プラヤ・デル・カルメンから約40分、307号線沿いのドス・オホス自然公園が入口です。トゥルムやプラヤ・デル・カルメンのフリーダイビング/セノーテダイビングセンター経由での事前予約が事実上唯一のアクセス手段で、入場料・ガイド料金・必要資格・そもそもフリーダイビングが可能かは公園と事業者の方針で変わるため、出発前に必ず最新情報を直接確認してください。
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周辺の観光地
出典 · https://en.wikipedia.org/wiki/Sistema_Dos_Ojos · https://bestcenotedives.com/the-pit-cenote-mexico-el-pit-tulum/ · https://www.sethdive.com/cenote-diving/the-pit · https://cenotedosojos.com/cenote_info.htm · https://www.kooxdiving.com/en/tulum-cenotes-diving-restrictions-rules/ · https://www.cenotefreedivingtulum.com/training-camps
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