カルカソンヌの城塞都市(シテ・ド・カルカソンヌ)は、オクシタニー地域圏オード県にあるヨーロッパ最大の中世城郭都市で、二重の城壁と52の塔が約3kmにわたって連なり、1997年にユネスコ世界遺産へ登録されました。おとぎ話のような姿は19世紀の建築家ヴィオレ=ル=デュクによる大規模な修復に負うところが大きく、中心のコンタル城(Château Comtal)と城壁の見張り通路が有料の見学エリアです。2026年7月は最盛期で、6月26日〜7月31日のカルカソンヌ音楽祭がコンタル城の中庭で開かれ、7月14日の夜には約70万人が集まる『シテの炎上(Embrasement de la Cité)』花火が予定され、人出はピークに達します。城壁内の石畳の路地やサン・ナゼール大聖堂への入場は無料ですが、コンタル城の見学は事前予約が強く推奨されます。
カルカソンヌ駅(トゥールーズから約1時間)から城塞までは徒歩で約30分の上り坂(約2.2km)、またはシャトルやタクシーを利用します(住所:1 rue Viollet-le-Duc)。コンタル城はおおむね4〜9月が10:00〜18:30、10〜3月が9:30〜17:00(閉館1時間前に最終入場)で、1/1・5/1・12/25は休館です。料金・時間は季節ごとに変わるため、訪問前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。