位置
見どころ
アポ島は、ドゥマゲテ南部のマラタパイ港からバンカ(アウトリガー船)で30〜45分の小さな火山島で、1982年から地元コミュニティが自ら守ってきたフィリピン初期の海洋保護区です。水深5〜25mの浅いサンゴ礁にウミガメが居着いており、ワンブレス撮影のスポットとして知られる一方、島を取り巻くドロップオフと壁までボートですぐ移動できるため、同じ日に40m級の深度セッションまでつなげられます。水温は通年26〜29°Cと安定し、条件が良い日は透明度20〜35mに達しますが、ポイントによっては潮流が強く、実力以上に流されることがあります。2026年7月現在はハバガット(南西モンスーン)の時期で、うねり次第でバンカが当日欠航することもあるため、予備日を組んでおくと安心です。
注目ポイント
- 水深5〜25mのサンゴ礁に居着くウミガメ — 自然光だけでワンブレス撮影が成立する浅場(3m以上の距離を保つこと)
- ロックポイント・ウエスト — 5mほどのサンゴ礁が20mまで緩やかに落ちる、初〜中級者が感覚をつかみやすい地形
- コゴンポイント — 潮が動くとギンガメアジやフエダイ、タカサゴの群れが壁沿いを流れるドリフト向きのポイント(中級以上)
- 島周りのドロップオフと垂直の壁 — ボートを動かさずに浅場の撮影からフリーフォールの深度トレーニングへ切り替えられる
- ダウインのマクロ(マック)ポイントとの組み合わせ — 浅く緩やかな砂地のダウインで耳抜きやスタティックを整え、深度だけをアポ島でこなす行程が一般的
注意事項
- 安全浅場ブラックアウト(SWB)とLMCは、浮上最後の10mと水面に出た直後に集中して起こります。観光のシュノーケラーと入り混じるとバディの監視が途切れやすいので、一対一で付くセーフティダイバーなしに潜降しないでください。「浅いから大丈夫」という判断が、最も多い事故の入口です。
- 安全島の周囲はドロップオフで、事実上「底がない」環境です。深度セッションは水面ブイ・ダウンライン・ランヤードを備え、カウンターバラスト(引き上げ)手順を事前に共有したチームとだけ行い、ラインなしでブルーウォーターへフリーフォールする形は避けてください。
- 安全北側のコゴンなどでは潮流が強まってドリフト状態になり、水面レスト中はボートの往来にさらされます。目立つブイとピックアップの合図を事前に取り決め、流れのある日は無理に押し切らず深度目標を下げる判断をしてください。
- 安全緊急時にドゥマゲテで再圧チャンバーが常時稼働していると前提しないでください。搬送が必要になる場合があるため、フリーダイビングを免責対象外にしていないダイビング保険と医療搬送のカバーを事前に確認し、救急体制やチャンバーの手配については出発前にショップへ直接、最新の状況を問い合わせてください。
- ルール保護区の規則は厳格に運用されています。マラタパイ港の登録ブースで環境税(外国人は300ペソ前後)を支払い、サンクチュアリ内はガイド同行が義務、同時に入水できる人数にも上限があります。グループでの深度セッションは事前予約と調整が必須で、料金や人数の基準は変わるため最新の確認が必要です。
- マナーウミガメには3m以上の距離を取り、触る・追う・乗るのはフィリピンの法律違反で罰則の対象です。サンゴに触れたり立ったりせず、リーフセーフの日焼け止めのみを使い、貝・サンゴ・石は持ち帰らないでください。カメラを持ったフリーダイバーがカメを水面へ追い込んでしまう事例が繰り返し起きています。
- 季節海が最も穏やかで透明度が上がるのは3〜6月です。7〜10月のハバガット(南西モンスーン)と12〜2月のアミハン(北東モンスーン)はうねりと風でバンカが欠航し、波のある日はビーチからのエントリー・エキジットも危険になります。
実用情報
マニラまたはセブから国内線でドゥマゲテ(DGT)に入り、市内からサンボアンギータ方面のバスやバンでマラタパイ港まで約1時間、そこからバンカで30〜45分です。深度セッションはダウインやドゥマゲテのフリーダイビングスクール(AIDA、SSIなど)のデイトリップとして組むのが一般的ですが、ボートの運航スケジュール、環境税、同時入水人数の上限、必要な資格は頻繁に変わるため、予約前にショップや現地の案内で最新情報を確認してください。
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出典 · https://www.padi.com/dive-site/philippines/apo-island/ · https://philippines-freediving.com/freediving-dumaguete-dauin/ · https://philippinedives.com/dive-guide/apo-island/ · https://sea-explorers.com/apo-island-philippines-dive-sites/ · https://marineconservationphilippines.org/location/apo-island/ · https://en.wikipedia.org/wiki/Apo_Island
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